ちゃうちゃう 頭ん中で悪戯するだけやねんて
まだ行動には移さへんって
なんて純情
がこの部屋に来るなんて別に珍しい事やない。
目の前で機関銃みたいに喋る姿だって別に珍しい事やない。
せやけど、今日のはやけに、その・・・迫力、あるわ。
まぁそれはアレやな
今はまだ春やっちゅーのに、初夏みたいに暑いからや。
テーブルに向き合って座っとるわけなんやけど
上着も着らんと そんなピタッとした服でしかも
はちっこい、当然オレよか低い位置に収まっとる。
男の視線が その一点に留まってしまうのも当然なわけや。
「ねぇ、聞いてんの?真子」
「あ?あぁ、聞いとる・・で」
から返事を催促されて、慌てて視線を泳がせる。
・・・・・!!
せやから その覗き込むような姿勢はやめーい!
いや、やっぱえぇわ
そのままで・・・
今まで寒かったしなぁ、コートの下はそんな風になっとったんかい
ちぃと感動やな
「あーん、やっぱもうセーターなんて着るんじゃなかった」
って、あつーとか言いながら胸元を指で摘んで
パタパタ・・・風を送りよってからに
ただでさえ大きく開いた胸元からは チラッとブ、ブラのレース?
白!
見えてるで
、オマエなァ・・・・・
誘うてんの?
コイツは天然なのか確信犯なのか
まぁオレが掴まってしもうた事は 間違いない。
邪魔なひよ里は隣の部屋で、アニメの再放送に夢中やし?
手を伸ばしたら 確実に届く距離やな
と、妄想だけは膨らんでいきよる。
いやいや待て、ここで手ぇなんか出してみぃ
「何すんのよ、真子のえっちー!」
とか言われて仕舞いや
ほんなら今は余計な事は言わんどこ。
谷間をゆーっくりと目に焼き付けてやな、 脳ミソにインプットや。
そんでもって夜思い出してやな・・・・(青少年の鏡やなぁオレって)
「こら!真子」
「ってー痛いやんけ」
オレの適当な返事が気に食わないらしく
は思いっきり耳を引っ張りよって。
しかも手を伸ばすのに乗り出した姿勢は
目の前にそのダイナマイトな谷間が どアップで・・・
「さっきからどしたの? うわの空じゃん」
「そないなことあらへん、あらへんって」
声は上ずって 言い訳に必死なオレ。
と
「ぎゃーーはっはっ!!」
寝転がったままの態勢で、テレビを見ていたひよ里が
いつの間にかこっちを向いて笑っとる。
マズイ・・・
「真子はなー に欲情してんねん」
勝ち誇ったような顔でぬかしよった。
「なっ!!!」
「のおっぱいが でっかいからやー、 なぁ?真子」
「おいコラ しばくど、ボケェ!」
「何やとーー! やるか? エロエロ真子」
「死にさらせ、ひよ里」
「もう死んどるんじゃ、ハゲが」
いつの間にか仁王立ちになり ニヤリと笑うひよ里。
テレビをチラッと観ると また来週 の文字。
コイツ、暇になったんかい
オレの方はそれどころやないわ
さっきまで勢いのあったが急に 黙ってしもうたやないか。
あかん、まだインプット完了してへんし!
と、後の方でくすくすと笑うの声がした。
そんな最中でも、この声やっぱ好きやなぁなんて思うたりして。
、今どんな顔してんの?
ちぃとは照れてくれとるん?
そやけど振り返る勇気なんて これっぽっちも無い。
あぁ、オレって
なんて純情
END
親愛なる諒介さんへ